富山市の外壁の種類——モルタルとニチハサイディングの違いと積雪地帯での選び方

2026/4/21 14:00

「外壁リフォームを考えているけれど、素材の種類がたくさんあって何を選べばいいか分からない」——富山市内のお客様からこんなご相談をよくいただきます。

外壁材には「モルタル外壁」「窯業系サイディング(ニチハなど)」「金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)」など複数の種類があります。それぞれに特徴があり、積雪・凍害・塩害という富山市特有の気候条件の下では、素材の選び方が建物の耐久性に直結します。

ノボル板金は1981年の創業から、富山市内の外壁工事・屋根工事を手がけてきた板金専門業者です。この記事では、外壁材の主な種類とそれぞれの特徴・費用目安を、富山の気候条件に照らしながら解説します。

外壁材の主な種類——モルタル・サイディング・金属系の違い

富山市内の住宅でよく見られる外壁材を3種類に分けて整理します。

モルタル外壁(塗り壁)

モルタルはセメント・砂・水を混ぜた素材で、外壁に職人が塗り付けて仕上げる工法です。昭和から平成初期にかけての住宅に多く使われており、富山市内でも築30年以上の戸建て住宅でよく見られます。継ぎ目(目地)のないシームレスな見た目と重厚感が特徴の、伝統的な外壁素材です。

窯業系サイディング(ニチハ外壁など)

ニチハをはじめとするメーカーが製造する窯業系サイディングは、セメントと繊維を原料とした板状の外壁材です。工場生産のため品質が安定しており、デザインや色のバリエーションが豊富。現在の外壁リフォーム・新築で最もよく採用されている外壁材の一つです。窯業系サイディングの製品情報はニチハ公式の窯業系外壁材|商品情報も参考になります。

金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)

アルミ亜鉛合金メッキ鋼板を使った金属系サイディングです。板金専門業者であるノボル板金が日常的に扱う素材で、軽量・高耐久・凍害に強いという特性から、積雪地域での普及が進んでいます。金属サイディングについては、日本金属サイディング工業会の金属サイディングとは|特徴が分かりやすいです。

モルタル外壁とは——特徴・メリット・デメリット

「モルタル外壁とは何か」を、富山市での使用状況を踏まえてお伝えします。

モルタル外壁の最大の特徴は、板材を張り合わせるサイディングと異なり「継ぎ目(目地)がない」ことです。シームレスな塗り壁の外観は意匠性が高く、和風・洋風どちらの住宅にも馴染みやすい仕上がりになります。職人が手で塗るため、模様や質感にバリエーションを出せる点も魅力です。

一方で、経年によるクラック(ひび割れ)が生じやすいのがモルタル外壁の弱点です。モルタルは乾燥・収縮する素材のため、年月とともに表面に細かいひびが入ります。クラックから雨水が侵入すると外壁内部の腐食につながるため、定期的な塗り直しと補修が欠かせません。

富山市では、凍害がこのリスクをさらに高めます。クラックに入り込んだ水が冬に凍ると体積が膨張し、ひびを押し広げる力が働きます。気象庁のデータでも分かる通り、富山市は全国有数の豪雪地帯です(気象庁 富山市気象データより)。この凍結・解凍のサイクルが繰り返されることで、小さなクラックが大きな補修を必要とする状態へと進行します。耐凍害性の考え方はニチハのオフセットサイディングの解説も参考になります。

ニチハ外壁とモルタル外壁——どちらを選ぶか

ニチハ外壁(窯業系サイディング)とモルタル外壁を比較するとき、主な違いは施工性・メンテナンス周期・凍害への耐性の3点です。

施工性と工期

サイディングは板材を貼り付ける工法のため、塗り付け・乾燥待ちが必要なモルタルと比べて工期が短くなります。天候による中断リスクも低く、工程が安定しているのが特長です。

メンテナンス周期

ニチハの窯業系サイディングには10〜15年の塗膜保証がある製品が多く、モルタル外壁よりもメンテナンスの間隔を延ばせる場合があります。ただし、目地部分のコーキング(シーリング)は定期的な打ち替えが必要です。

凍害への耐性

窯業系サイディングはモルタルより吸水率が低い製品が多いです。ただし、コーキングが劣化して水が入り込むと凍害を受ける可能性があります。北陸・積雪地域では、耐凍害仕様の製品を選ぶことが重要です。

どちらが優れているというよりも、「既存がモルタル外壁の場合は現状に合った工法を選ぶ」「新規に外壁工事を行う場合は耐候性・コスト・デザインを比較する」という使い分けが現実的な考え方です。

金属系外壁(ガルバリウムサイディング)という選択肢

板金専門業者の視点から補足すると、外壁に「金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)」を選ぶ方が富山市では増えています。

ガルバリウム鋼板の外壁は吸水性がゼロのため、凍害の影響をほとんど受けません。軽量であるため建物への負荷も小さく、屋根材と同じ素材で統一して施工できることから、外壁・屋根をまとめてリフォームする場合にコストと工期の合理化が図れます。塗り替えが原則不要な製品が多い点も、長期的なメンテナンス費用の削減につながります。

デメリットは初期費用が窯業系サイディングより高めになる点と、施工精度が仕上がりを左右するため、板金加工の実績がある業者への依頼が前提になる点です。ガルバリウム外壁に関しては、別記事「ガルバリウムサイディングとは?富山での費用・特徴を解説」も参考にしてください。

外壁リフォームの費用目安

富山市内・30坪の住宅を目安に、外壁リフォームの費用感をお伝えします(足場代込み)。

モルタル外壁の塗り替え

70〜120万円程度。クラックの補修・シーラー処理・仕上げ塗料の3工程が基本です。クラックの程度によっては補修費が追加になります。

窯業系サイディングへの張り替え

150〜250万円程度。既存外壁材の撤去・廃材処分費が加わりますが、根本的な更新になります。

カバー工法

100〜150万円程度。既存材を撤去せず新しいサイディングを上から張る方法で、工期が短く費用も抑えられます。ただし既存外壁の劣化状態と重量確認が前提です。

費用は外壁の面積・形状・下地の状態によって変わります。正確な金額は現地確認が必要です。リフォームを検討している方は、住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)でも業者選びの相談ができます。

まとめ

富山市での外壁の種類(モルタル・ニチハサイディング・金属系)の違いと費用をお伝えしました。

  • モルタル外壁は継ぎ目なしの重厚感が特長。クラックと凍害リスクが高く、定期的な補修・塗り替えが必要

  • ニチハ外壁(窯業系サイディング)は施工性・デザイン性に優れる。富山では耐凍害仕様の製品選びが重要

  • 金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)は凍害に最も強く、屋根とまとめて工事できる選択肢

  • 費用目安:塗り替え70〜120万円、張り替え150〜250万円、カバー工法100〜150万円(30坪・足場込み)

ノボル板金では富山市内の外壁無料点検・見積もりを承っています。「今の外壁がモルタルかどうか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。

お気軽にお問い合わせください!

076-433-4208

営業時間:平日・土曜8時〜18時

屋根に関するお悩みやご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。ノボル板金工業は、これからも地域の皆さまとともに歩み、安心で快適な暮らしをサポートいたします。

創業以来、富山市の屋根・外壁に向き合ってきました。
ノボル板金工業が高い技術で、屋根と住まいを守ります。

pin_drop

対応エリア

富山県

富山市

上記エリアを中心に富山県全域を対応しています。
富山市・射水市・滑川市・黒部市・魚津市・氷見市・小矢部市・高岡市・砺波市・南砺市

この記事をシェアする

HOMEkeyboard_arrow_rightWORKSkeyboard_arrow_rightkeyboard_arrow_right

富山市の外壁の種類——モルタルとニチハサイディングの違いと積雪地帯での選び方