富山市の竪樋(縦樋)—積雪による破損と修理・交換費用

2026/2/20 12:51

「屋根から落ちた雪が竪樋を直撃して壊れてしまった」「縦樋が外壁から外れてぶらぶらしている」—こんなお悩みを持つ富山市内の方から、ノボル板金には毎年春先にご相談が集まります。

竪樋(縦樋・立て樋とも呼ばれます)は、屋根の軒樋で受けた雨水を地面まで縦に運ぶ排水管です。普段は目立ちませんが、雪の多い富山市では積雪・落雪・凍結によるトラブルが他の地域より頻繁に起きやすい部位です。

この記事では、竪樋が傷みやすい理由・劣化サインの確認方法・修理と交換の費用目安を、富山市で1981年から雨どい工事に携わってきたノボル板金がお伝えします。

竪樋(縦樋)とはどんな部材か

雨が降っている際の竪樋

雨どいは大きく「軒樋(のきどい)」と「竪樋(たてどい)」の2種類で構成されます。軒樋は屋根の端(軒先)に沿って水平に設置される横向きの樋で、雨水を集める役割を持ちます。竪樋(縦樋・立て樋)はその軒樋から地面または排水口まで、外壁に沿って縦に設置される排水管です。

一般的な住宅では、2〜4本の竪樋が設置されており、軒樋と竪樋の接続部分に「集水器」という部品が使われています。この集水器や竪樋の固定金具(でんでん)が傷んでいると、竪樋全体の機能が低下します。

素材はアルミ製・塩ビ(硬質塩化ビニル)製・ステンレス製・ガルバリウム鋼板製などがあります。富山市では耐雪荷重と耐腐食性を重視してアルミ製またはガルバリウム製を選ぶケースが増えています。

富山で竪樋が傷みやすい3つの理由

屋根からの落雪が直撃する

富山市は年間積雪量が多く、屋根に積もった雪が春先に一度に滑り落ちることがあります。このとき、屋根の端付近に設置されている竪樋が落雪の直撃を受けて変形・破損するケースが非常に多いのが特徴です。特に竪樋の上部(集水器周辺)や、外壁から飛び出した角度の急な部分に損傷が集中します。雪荷重を見込んだ考え方はパナソニックの雨とい「雪対策」設計ポイントも参考になります。

凍結による割れ・詰まり

富山市の冬は気温がマイナスになる夜が続き、竪樋内に残った水が凍ることがあります。水は凍ると体積が約9%膨張するため、この圧力で塩ビ製の竪樋は割れることがあります。また、凍結した氷が詰まったまま融けずに固まると、春先の融雪水が溢れる原因にもなります。アルミ製やガルバリウム製の方が凍結による割れには強いのですが、詰まりは素材を問わず起きます。

【参考】 気象庁 富山市の気象データ(降水量・積雪)

固定金具(でんでん)の腐食・浮き

竪樋を外壁に固定している金具(通称「でんでん」)は、長年の風雨・積雪荷重にさらされると錆びたり緩んだりします。富山では一般的な地域より多い降雪量を考慮して、でんでんの取り付け間隔を通常より狭く(ピッチを短く)施工するのが標準的です。この金具が浮いたり折れたりすると、竪樋が外壁から外れて傾いてきます。

富山市で雨樋のことでお悩みですか? 雪国の暮らしを守る板金屋さんのプロの技も参考にしてくださいね。

竪樋の劣化サインをチェックする

縦樋

竪樋の主な劣化サインを3つお伝えします。地上から確認できるものが多いので、定期的に目視チェックをしておくと良いでしょう。

竪樋が外壁から離れている・傾いている

でんでんの緩みや腐食が原因で、竪樋が外壁から5cm以上離れていたり、上下に傾いていたりする場合は固定金具の交換時期です。そのままにしておくと雨水が外壁に流れて汚れや腐食の原因になります。

継ぎ目から水が滲んでいる

竪樋の継ぎ目(ジョイント部分)から水が滲み出ている場合、接合部のパッキンが劣化しているか、竪樋本体に亀裂が入っている可能性があります。雨の日に竪樋の継ぎ目周辺に水の痕跡がないか確認してみてください。

竪樋が変形・割れている

落雪の衝撃や凍結で竪樋が凹んでいたり、縦方向に割れていたりする場合は早急に交換が必要です。割れた部分から雨水が外壁に流れ続けると、外壁材や下地の木材を傷める原因になります。

修理か交換か——対処法と費用の目安

竪樋のトラブルの対処法は「部分修理」と「竪樋全体の交換」の2択です。

部分修理(金具交換・継ぎ目補修)

でんでんが外れた・継ぎ目のパッキンが劣化した程度であれば、部分修理で対応できます。費用の目安は1〜3万円程度(出張費・材料費込み)です。落雪で一部変形した場合も、その箇所だけ交換する部分修理が可能なことがあります。

竪樋の全体交換

竪樋全体に腐食や変形が広がっている場合や、素材自体が古くなっている場合は、1本丸ごと交換した方が長期的に安心です。竪樋1本あたりの交換費用は3〜8万円程度が目安です(長さ・素材・足場の要否による)。2階建て住宅では足場が必要になることが多く、足場代を含めると1本あたり10〜20万円前後になるケースもあります。

雨どい全体の更新

軒樋も含めて雨どい全体が傷んでいる場合は、まとめて全体交換する方が費用対効果が高いことがあります。30坪の住宅全体の雨どい交換費用は20〜40万円(足場代込み)が目安です。

どの対応が適切かは現地で確認しなければ判断できません。ノボル板金では無料で現地確認に伺いますので、気になる症状があればお気軽にご相談ください。富山市の屋根工事業者選び方:ノボル板金が教える信頼できるプロの見つけ方も参考にしてくださいね。困ったときの一次窓口として消費者庁の消費者ホットライン(188)も覚えておきましょう。

まとめ

富山市での竪樋(縦樋)のトラブルと対処法についてお伝えしました。

  • 竪樋(縦樋・立て樋)は軒樋の雨水を地面へ縦に運ぶ排水管。アルミ・塩ビ・ガルバリウムなど素材がある

  • 富山では落雪の直撃・凍結・でんでん(固定金具)の腐食が主な劣化原因

  • 積雪荷重を考慮して、でんでんのピッチを通常より狭く設置するのが富山の標準施工

  • 劣化サインは「傾き・離れ」「継ぎ目の水滲み」「割れ・変形」

  • 部分修理は1〜3万円程度、竪樋1本交換は3〜8万円程度(足場別)が目安

ノボル板金では富山市内の竪樋・雨どい全般の無料点検・見積もりを承っています。春先の雪解け後や、台風シーズン前のチェックにもお気軽にご連絡ください

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営業時間:平日・土曜8時〜18時

屋根に関するお悩みやご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。ノボル板金工業は、これからも地域の皆さまとともに歩み、安心で快適な暮らしをサポートいたします。

創業以来、富山市の屋根・外壁に向き合ってきました。
ノボル板金工業が高い技術で、屋根と住まいを守ります。

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